01
現状の部門別の数字を入れる
決算書と部門別の資料から、年間の金額(万円)を入力します。右端の「貢献利益」は自動計算です。
| 部門 | 収益 | 変動費 薬品・材料・給食材料など |
直接人件費 部門専属の職員 |
その他直接費 委託・リースなど |
貢献利益 =収益−変動費−直接費 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外来 | 万円 | 万円 | 万円 | 万円 | — |
| 入院(病床) | 万円 | 万円 | 万円 | 万円 | — |
| 介護事業 | 万円 | 万円 | 万円 | 万円 | — |
万円
…どの部門を撤退しても、原則そのまま残る費用です
02
撤退の前提を決める
結論を左右する前提です。楽観・標準・悲観の3パターンで幅を持って確認します。
外来への影響プリセット:
病床をやめた場合の外来患者の減少10%
入院前後の通院がなくなる影響(外来収益の減少率)
介護をやめた場合の外来患者の減少5%
介護利用者の通院がなくなる影響(外来収益の減少率)
撤退部門の人件費をどこまで減らせるか100%
退職・転籍で減らせる割合。残った分は費用として残ります
外来のテコ入れによる増患+0%
院長の時間が外来に集中することによる収益増(プラス方向の前提)
万円
万円
万円
万円
03
シミュレーション結果 — 3つのシナリオ
単位:万円/年。「現状比」の行は、現状継続と比べた増減です。
04
なぜそうなるのか — 「赤字部門」でも撤退で損をすることがある
共通固定費を各部門に割り振ると(下表の右2列)、入院・介護は赤字に見えます。 しかし撤退で消えるのは各部門の変動費と直接費だけで、共通固定費は残ります。 判断の目安は「貢献利益」:貢献利益がプラスの部門をやめると、共通固定費を同じだけ減らせない限り、病院全体の利益は減ります。
| 部門 | 収益 | 変動費・直接費 | 貢献利益 | 共通固定費の配賦 収益の比で機械的に配分 | 配賦後の部門損益 =「部門別損益表」の見え方 |
|---|
撤退で消える費用(年間)
撤退しても残る費用・失う収益(年間)
05
撤退の一時費用と回収年数
撤退には退職金・原状回復などの一時費用がかかります。年間利益の改善で何年で取り戻せるかを確認します。
| シナリオ | 一時費用 | 年間利益の変化(現状比) | 回収年数 |
|---|
- 本ツールは経営判断の参考情報を提供するもので、簡易的な営業利益ベースの試算です(消費税・税引後の影響、借入返済等の資金繰りは含みません)。
- 病床は一度返上すると、地域の医療計画上、再開設が難しい場合があります。撤退の制度面・税務面は、税理士・医業経営の専門家にご確認ください。
- 施設整備等の補助金を受給している場合、撤退により返還が必要になることがあります。
- 画面内の初期値はすべて架空のサンプルです。